Q.
オープンモードと3225ルール (2): オープンモードコンデンサは、基板たわみによるショート発生リスクをどのように軽減できますか。
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図1
A. はんだ付けの後に基板を曲げると、装着部品に応力が発生します。その応力がセラミックコンデンサの破壊強度を超えると、クラックが発生します。また、対向する内部電極が導通するとショートする場合があります(図1)。
図1
対向する内部電極の重なり部分を短くすることにより、クラックが発生しそうな場所に対向電極が重ならないようにします。クラックが発生しても対向電極には かからないので、ショートの確率が最小限に抑えられます。当然ながら、重なり部分が減少すれば使用可能な静電容量も減ります。
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