お客様(株式会社荏原製作所)では、ポンプを中心に様々な産業機械を展開しています。製品を作る成形加工の一つとして加工油レスの打ち抜き成形を行っております。
一般的な打ち抜き成形と比べて環境負荷低減(洗浄不要もしくは簡易洗浄)や作業環境の良化といったメリットがあります。ところがデメリットとして金型のチッピングによる製品品質の低下があるため、チッピングが発生したらプレスを停止したいご要望がありました。正常なパンチとチッピングのあるパンチとそれぞれ振動データを取得して生波形の比較を行いましたが明確な違いを見つけることができませんでした。そこで振動をAIで判定するTDKのi3 CbM Solutionを使って検証を行いました。