ソリューションガイド
2023年03月
[ソリューションガイド]
DC-DCコンバータは近年スイッチング周波数の高周波化に伴いスイッチング速度が高速化しており、基板やIC内部の配線の持つインダクタンスや浮遊容量が入力電流の急激な変化により共振し、高周波ノイズを発生させます。この高周波ノイズは外部回路へ伝導し、セットの異常動作を引き起こす原因となります。本ソリューションガイドではDC-DCコンバータの入力側で発生するノイズに対して、ノイズ対策に有効な低ESLを特徴としている3端子フィルタ(電源ライン用貫通型フィルタ)を使用したノイズ対策の事例をご紹介します。
DC-DCコンバータは近年スイッチング周波数の高周波化に伴いスイッチング速度が高速化しており、基板やIC内部の配線の持つインダクタンスや浮遊容量が入力電流の急激な変化により共振し、高周波ノイズを発生させます。この高周波ノイズは外部回路へ伝導し、セットの異常動作を引き起こす原因となります。本ソリューションガイドではDC-DCコンバータの入力側で発生するノイズに対して、ノイズ対策に有効な低ESLを特徴としている3端子フィルタ(電源ライン用貫通型フィルタ)を使用したノイズ対策の事例をご紹介します。
アプリケーション & 使用例
2023年03月
[アプリケーションノート]
NTCサーミスタは温度上昇とともに抵抗値が急減する感熱抵抗素子です。 この性質を利用して、温度センサほか、過熱から回路を守る温度保護素子として利用されています。
NTCサーミスタは、発熱源により近い位置に搭載することで、熱源温度を正確にセンシングすることができます。 しかし基板サイズやパターンレイアウトなどの制約によって、熱源から離れた位置に実装しなければいけないケースもあります。
本記事では、このようなケースを想定し、LEDフラッシュ基板のLEDを熱源とし、LEDとNTCサーミスタの搭載位置に違いよる温度差を、発熱シミュレーションにより確認しました。 また、基板厚みの影響確認も行いましたので、結果をご紹介致します。
NTCサーミスタは温度上昇とともに抵抗値が急減する感熱抵抗素子です。 この性質を利用して、温度センサほか、過熱から回路を守る温度保護素子として利用されています。
NTCサーミスタは、発熱源により近い位置に搭載することで、熱源温度を正確にセンシングすることができます。 しかし基板サイズやパターンレイアウトなどの制約によって、熱源から離れた位置に実装しなければいけないケースもあります。
本記事では、このようなケースを想定し、LEDフラッシュ基板のLEDを熱源とし、LEDとNTCサーミスタの搭載位置に違いよる温度差を、発熱シミュレーションにより確認しました。 また、基板厚みの影響確認も行いましたので、結果をご紹介致します。
ソリューションガイド
2023年03月
[ソリューションガイド]
従来、大きな静電容量が必要な平滑用途やデカップリング用途には、アルミ電解コンデンサやタンタル電解コンデンサが多く使用されてきました。その一方で、昨今のMLCCの大容量化に伴い、電源回路などで各種電解コンデンサからMLCCへの置換が進んでいます。
MLCCへの置換により、小型/低背化によるスペース削減や低ESR(等価直列抵抗)によるリップル電圧の低減、さらに自己発熱量の低減による信頼性の向上など様々なメリットがあります。
一方、MLCCのメリットである低ESRにより異常発振や反共振を起こすこともあります。また、高誘電率系(種類2)のMLCCは、直流電圧が印加されると静電容量が変化する特性があるので注意が必要です。
本ガイドでは、電解コンデンサからMLCCへの置換によるメリットや注意点についてご説明します。
従来、大きな静電容量が必要な平滑用途やデカップリング用途には、アルミ電解コンデンサやタンタル電解コンデンサが多く使用されてきました。その一方で、昨今のMLCCの大容量化に伴い、電源回路などで各種電解コンデンサからMLCCへの置換が進んでいます。
MLCCへの置換により、小型/低背化によるスペース削減や低ESR(等価直列抵抗)によるリップル電圧の低減、さらに自己発熱量の低減による信頼性の向上など様々なメリットがあります。
一方、MLCCのメリットである低ESRにより異常発振や反共振を起こすこともあります。また、高誘電率系(種類2)のMLCCは、直流電圧が印加されると静電容量が変化する特性があるので注意が必要です。
本ガイドでは、電解コンデンサからMLCCへの置換によるメリットや注意点についてご説明します。