FAQ
Q.
コンデンサ(積層型リード付きコンデンサ)の温度の変化により、どの程度の静電容量の変化が予想されますか。
  • コンデンサ(キャパシタ)
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  • 積層型リード付きコンデンサ


A. C0GおよびNP0の種類1のセラミックの温度特性においては、温度の変化に対する静電容量の著しい変化はみられません。一般的に、種類2のMLCCの静電容量は温度により変化します。これはセラミックの結晶構造が変化し、誘電率も変化するためです。可逆的な変化であり、劣化現象ではありません。
EIA規格およびJIS規格では、使用温度範囲において、静電容量の変化は規定された許容差を超えないことが記載されています。どの程度変化するかは表2をご参照ください。
実際の容量変化カーブについては、メーカーや品番により異なりますが、TDK製品の具体例については製品サイトに掲載されていますのでご参照ください。
図1のグラフは、数種類のMLCCの温度特性を示しています。このように品種とメーカーによっても違いがあります。


図1. 3種類の10nF、50V、EIA0603コンデンサの温度特性グラフ


>>積層型リード付きコンデンサ製品サイト

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