FAQ
Q.
MLCC(積層セラミックチップコンデンサ)の容量を測定するのには、どのような機能が付いた測定器が良いですか。
  • コンデンサ(キャパシタ)
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  • 積層型リード付きコンデンサ


A. 測定器の最も重要な機能は、印加電圧と測定周波数です。電圧と周波数の範囲が、表1に示す設定に対応していることを確認してください。1uFを超える MLCCの場合、測定器のインピーダンスが重大な問題となりうることに注意してください。高容量(1uF超)コンデンサを測定する場合、内部インピーダンスを切り替えられる容量計が必要になることもあります。 測定器によってはレベルモニタ機能を備えています。この機能はOSCレベルやDCバイアスの出力レベルを監視するものです。 測定器の測定精度、速度、静電容量範囲も重要です。静電容量測定の場合、測定精度は0.07%以内としてください。測定器でコンデンサを測定する場合、特に高速測定機器の場合は測定時間を十分にとってください。測定対象コンデンサの容量は、測定器の静電容量範囲内にしてく ださい。

クラス 静電容量 周波数 電圧
Class I 1,000pF and under 1MHz ± 10% 1.0 ± 0.2 Vrms
Over 1,000pF 1kHz ± 10%
Class II 1,0uF and under 1kHz ± 10% 1.0 ± 0.2 Vrms
Over 10uF 120Hz ± 10% 0.5 ± 0.2 Vrms
表1:静電容量範囲別とクラス別の周波数および電圧の設定値


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