Q.
Sパラメータとネットリストの違いは何ですか?
- コンデンサ(キャパシタ) /
- インダクタ(コイル) /
- EMC対策製品 /
- 高周波製品 /
- 電圧/電流/温度保護素子 /
- トランス >
- 積層セラミックチップコンデンサ /
- インダクタ(コイル) /
- チップビーズ /
- 3端子フィルタ /
- 信号ライン用コモンモードチョーク/フィルタ /
- ノイズサプレッションフィルタ /
- バラン /
- ディバイダ/スプリッタ /
- チップバリスタ/セラミック過渡電圧サプレッサ /
- LAN用パルストランスおよびモジュール
A.
Sパラメータとは、部品をブラックボックス化して、そこに信号を入射したときの反射と透過の度合いを表現するものです。
ネットリストは部品を等価回路化して、その等価回路をシミュレータで読めるようにしたものをいいます。
一般的には過渡解析など、時間ドメインで解析を行う際にはネットリスト、周波数解析を行う際にはSパラメータが適しているといえます。
また、Sパラメータは実測値を用いているのに対して、ネットリストは等価回路モデルそのものですから、特に高周波領域では実測値と合わないことがよくあります。