FAQ
Q.
MTBFとはどのようなものでしょうか。
  • 電源/電子負荷
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  • AC入力電源(AC-DCコンバータ)
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  • DC入力電源(DC-DCコンバータ)

A. MTBF(Mean Time Between Failures)とは日本語では平均故障間隔と呼ばれ、市場で稼働している製品の補修部品の準備数を決定する数値となります。

(例)1,000台の製品が市場で稼働し、100時間たったらその内何台故障するかを推定し、準備しなければならない製品の数量を決めます。
この場合には1,000台×100時間=100,000時間・台となります。
MTBFが50,000時間とすると100,000÷50,000=2台 の故障が予測されます。
従って、1,000台のこの装置を100時間使う場合には2台の不良代替品を手元に用意しておけば良いことになります。
また、MTBFの計算値はメーカーによって計算方法や計算条件の違いがあります。
計算方法は2通りあり、環境条件は組み合わせにより各種あります。
基本になる部品故障率は米国の軍用規格であるMIL STD 217やJEITAで作成された値があります。従って、計算結果は何通りかになります。
計算方法は、部品ストレス解析法、部品点数法で算出されます。
部品の基礎故障率は使用環境により分類されており、部品点数法では弊社の場合、
地上温和:地上に固定され人間の住める環境
地上固定:地上に固定される装置環境
を想定して算出しております。なお、故障率は地上温和<地上固定となります。