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A.
※対象製品
パワーモジュール電源やオンボード電源
1. 弊社(TDKラムダ)にて規定している測定方法
弊社では、AC入力電源はJEITA RC-9131、DC入力電源はJEITA RC-9141に基づき、出力リップルノイズを測定しております。
長さ1.5m・50Ω同軸ケーブルにアタッチメント(50Ωの抵抗と4700pFのセラミックコンデンサ)を取り付け、出力セラミックコンデンサ(C15)の両端に同軸ケーブルをはんだ付けします。また、オシロスコープの周波数帯域を100MHzにして使用します。なお出力リップルノイズの測定方法は電源シリーズによって、規定している測定方法が異なります。詳細は各シリーズの取扱説明書をご参照ください。
2. 同軸ケーブルを使用せずに、10:1プローブを使用した場合
同軸ケーブル、アタッチメントを使用せずに、通常の波形測定時に使用する10:1プローブを使用した場合、プローブのループが長くなるためコモンモードノイズの影響を受けやすくなり、出力リップルノイズが大きく見えてしまいますのでご注意ください。
3. 10:1プローブを使用して、出力リップルノイズを小さくする測定方法
10:1プローブを使用しなければならない場合、クリップとGNDワイヤーを取り外し、ループを小さくして測定することで、出力リップルノイズを小さくすることができます。ただし、弊社にて規定している測定方法よりは出力リップルノイズが大きくなりますので、正しい値を測定したい場合はご注意ください。
※出力ノイズ測定用アタッチメントの詳細説明については「スイッチング電源参考技術資料」を参照ください。
※なお本資料の測定結果は、弊社環境による測定結果の為、参考データとお考えください。