FAQ
Q.
冗長運転をする時の注意点を教えてください。
  • 電源/電子負荷
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  • AC入力電源(AC-DCコンバータ)
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  • DC入力電源(DC-DCコンバータ)

A.①電源の組み合わせ
冗長運転(図1)は、同一機種での組み合わせを推奨します。
他機種の場合、お客様装置への影響を弊社で判断することができません。
装置において、十分な検証・評価を行っていただき、お客様にて使用可否をご判断ください。

②リモートセンシング機能との併用
冗長運転とリモートセンシング機能を併用する場合、センシング線は必ずダイオードのアノード側に接続してください(図2)。
ダイオードのカソード側に接続すると、電源動作が不安定になることがあります。

③N+1冗長運転
N+1冗長運転(図3)は、必ず同一機種で行ってください。
他機種での組み合わせでは、電流バランス機能が正常に動作しません。
N+1冗長運転は取扱説明書に記載のある機種のみ可能です。
なお、各電源からの負荷線の抵抗値を極力同一にして下さい。


ダイオード選定の目安としましては、
 (1)せん頭繰り返し逆電圧は、電源の出力定格電圧の2倍以上
 (2)平均出力電流は、電源の最大出力電流以上
 (3)順方向電圧のなるべく低いダイオード(例:ショットキータイプ)
なお、ダイオードは単独で使用しますと素子が熱破壊する場合がありますので、放熱器などで冷却には十分注意して、
素子の温度がメーカーの指定した範囲以下であることを確認してください。
※弊社(TDKラムダ)製品の逆流防止モジュールRP-60-20などをご利用ください。