送電線監視システム向け誘導型電源装置
主な特徴
クランプ式のため送電線を切断することなく現地で取り付けが可能です。作業時間短縮に寄与します。
クランプ用磁性体にフェライトを用いることで腐食しにくく、長期屋外運用に対する耐久性があります。
センサや計測器の連続運用を想定した安定出力設計です。過電流保護も組み込んでいます。
架空送電線用と地中送電線用の2品種を用意しています。
非接触方式および耐腐食の組み合わせにより、定期的な交換作業を低減できる低メンテナンス設計です。
送電線の電流状態に応じたセンサ用電源として利用可能で、リアルタイム監視システム(ダイナミックレーティング)との連携に適しています。
誘導型電源装置の概要
誘導型電源装置は、カレントトランス部と電源部で構成されます。
クランプした電線を流れる交流電流の変化がカレントトランスのコア磁束を変化させ、コイルに電圧(および電流)を誘起します。
電源部はそこから得た交流を整流・平滑し、さらにDC/DCコンバータ等で安定化して直流電源として出力します。
電源部は定められた電線の交流電流仕様の範囲内で、安定した電圧及び電力を供給するよう制御されています。
製品紹介
架空送電線用モデル:
通電中の架空送電線にクランプして非接触給電。屋外高所作業に配慮した軽量設計。
詳細仕様は条件に応じ対応いたします。
■架空送電線用誘導型電源装置
地中送電線用モデル:
地中ケーブルに対応するクランプ形状、磁性体にフェライトを採用しているため耐湿・耐汚染。
電力供給例(特性)、100Aの電流で約10Wの給電が可能、200Aの電流で約20W給電が可能です。クランプ部を追加することにより、供給電力効率の向上が可能です。
■地中送電線用誘導型電源装置
特性
■架空送電線用モデル出力特性
架空送電線用モデル:詳細仕様は条件に応じて対応します。
■地中送電線用モデル出力特性
地中送電線用モデル:100Aの電流で約10Wの給電が可能、200Aの電流で約20W給電が可能です。クランプ部を追加することにより、供給電力効率の向上が可能です。またクランプ及び基板の並列接続により最大60Wの給電が可能になります。
まとめ
クランプ式の誘導電源は送電線を切断せずに電力供給を実現します。
インフラの老朽化や再エネ拡大が加速する現在、現場の電源課題を解決し、送電網の監視・高度運用を支える最適なソリューションです。
用途・負荷に応じた最適仕様(出力電圧・電力など)は個別に対応いたします。
保守・点検・監視システムに本製品をご採用いただき、次世代電力インフラ構築にお役立てください。


