FAQ
Q.
FIT値とMTTF/MTBF (5): 故障領域とは何ですか。
  • コンデンサ(キャパシタ)
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  • 積層セラミックチップコンデンサ


A. 一般にシステムの動作寿命には、故障率に3つの領域が見られます。図2は、3つの領域をもつ信頼性のバスタブ曲線を示しています。


図2:故障率曲線

最初の領域(期間)は初期故障期間といいます。次の領域は偶発故障期間です。これは製品を供給中の期間と想定されま す。この期間の故障率は横ばいと考えられ、安定しています。最後の領域は磨耗故障期間です。この期間は電気的な要因よりも機械的要因(摩耗や疲労など)に 顕著に見られます。

初期故障は通常、出荷前の検査で取り除けなかった不良などに起因します。TDKのセラミックコンデンサは、初期故障を 最小限に抑えるため、お客様に出荷する前に徹底した検査と100%スクリーニングを設け、すべてのチップが仕様に適合することを確認しています。また種々 の負荷試験により、すべてのチップコンデンサがお客様の仕様や期待を上回っていることも確認しています


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