Q.
高容量MLCC(積層セラミックチップコンデンサ)測定のヒント (6): 容量測定結果が規格外に低くなる場合、どうしたらよいでしょうか。
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- 積層セラミックチップコンデンサ
A.
- 容量計の電圧と周波数の設定が間違っていないか確認してください(特にメーカーの指定がない場合は表1参照)。
- 部品が1.0 ± 0.2 Vrmsという要件を満たすかどうかを調べるため、容量計に電圧計を接続してコンデンサをテストします。
- 容量計にALCまたは同等の機能がある場合は、それをONにしてください。
- 設定可能なインピーダンスや、容量計に設定を自動的に切り替えてコンデンサのインピーダンスを補正する機能があるかどうかは、容量計のマニュアルで確認してください。
静電容量 | AC電圧 | 周波数 |
---|---|---|
C ≤ 1000pF | 1.0 ± 0.2 Vrms | 1MHz ± 10% |
1000pF < C ≤ 10μF | 1.0 ± 0.2 Vrms | 1kHz ± 10% |
C > 10μF | 0.5 ± 0.2 Vrms | 120 Hz ± 10% |
表1:TDK一般仕様に基づく測定条件
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