Q.
SRFの測定 (4): インピーダンスアナライザーで静電容量を測定する場合、CsではなくCpを測定するのはなぜですか。
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図1:インピーダンスの等価回路
* HP4291A RF Impedance/Material Analyzer Operating Manual Set, Hewlett-Packard Japan, LTD, 1993
A.
インピーダンスアナライザで測定できるのは、並列静電容量Cpと直列静電容量Csのどちらかです。回路モデルはコンデンサの静電容量の値によって決まります(図1)。
Cが小さくインピーダンスが高いとき、CとRpとの並列インピーダンスは著しく高くなります。そのため、静電容量を測定する容量計の設定はCpにしてください。Cは低容量コンデンサなので、CsではなくCp設定を適用します。
図1:インピーダンスの等価回路
* HP4291A RF Impedance/Material Analyzer Operating Manual Set, Hewlett-Packard Japan, LTD, 1993
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