TDKはグローバルにEMCソリューションを提供しています
現代の技術社会では、スマートフォン、コンピュータ、通信機器、医療機器、自動車など、多くの電子機器が同時に使用されています。<br>
これらの機器が互いに悪影響を及ぼさず、効率的かつ安全に機能するためには、EMCの確保が不可欠です。<br>
EMCの確保には電磁干渉(EMI)を最小限に抑えることと電磁感受性(EMS)を管理することが含まれます。これを達成するためにはシールドやフィルタリング、適切な設計、そして適合試験などの対策が必要です。これらの対策を講じることで製品の信頼性を高め、規制基準を満たし、製品の市場競争力を向上させることができます。<br>
EMCは製品開発の初期段階から考慮されるべき重要な要素であり、技術革新が進む中でその重要性はますます増しています。
TDKはEMCを総合的にサポートします
電子機器においては、自らがノイズの発生源とならないようにするEMI(電磁妨害:Electro Magnetic Interference)対策と、外部ノイズの影響を受けないようにするEMS(電磁妨害感受性:Electro Magnetic Susceptibility)対策が同時に求められています。これをEMC(Electromagnetic Compatibility)といい、「電磁適合性」や「電磁両立性」などと訳されています。エミッション(放射)問題とイミュニティ(耐性)問題の両立、つまり発生ノイズと侵入ノイズの双方の対策を確実に実施することが重要です。
TDKはフェライトを通じてEMCを総合的にサポートします。車両の電動化が進む中で、多くの製品がノイズの問題を抱えるようになっています。EMCは国際規格によって規定されており、市場に出る電子機器はその規格を満たす必要があります。EMCの測定、評価、対策を行い、規格を満足させることが求められています。
図1 : EMCのトータルサポート
TDKはフェライト技術を用いた電波吸収帯を有しており、電波暗室やEMCの測定技術を提供できます。千葉県市川市とドイツのレーゲンブルグにEMCの認証サイトも備えており、国際規格に準じた測定を提供可能です。EMCでお困りの場合には、技術サポートを通じて最適な部品を提案いたします。
電波暗室と測定システム
TDKは、電波暗室の設計と測定システムにおいて世界をリードする技術を提供しています。電波暗室は、無線通信機器や電子機器の性能を評価するための重要な施設であり、外部からの電波干渉を排除し、精密な測定環境を提供します。
電波暗室・電波吸収体
図 2 : 電波暗室・電波吸収体
車両・車載・民生等、各種EMC規格に沿った電波暗室、マイクロ波ミリ波評価用の6面電波暗室、車両・車載評価が可能なリバブレーションチャンバー等、測定対象物に沿ってカスタムに設計した測定環境を提供いたします。
また、バイオマス材料を使用した電波吸収体等、環境に配慮した製品の提供も行っております。
カタログ | 電波暗室および電波吸収体 - 電波暗室 | TDK プロダクトセンター
EMCテストシステム
図3 : EMCテストシステム
EMC測定やアンテナ評価等の自動測定システム・ソフトウェアを提供いたします。
簡易的なEMC対策が行えるシールドBOXや電波暗室で使用可能な各帯域の測定アンテナも揃えております。
カタログ | 電波暗室および電波吸収体 - EMC測定システム | TDK プロダクトセンター
EMC認証
TDK EMCセンターは試験所に対する運営・技術の国際基準(ISO/IEC 17025)に基づく審査を受け、日本VLACの認定を取得しており、国際的に認められた試験所です。
FCC規則によるDoC(適合宣言)制度が利用でき、お客様の製品・機器の認証手続き期間が大幅に短縮できます。 また、車載機器のEMC試験の認証も受けておりGM FORDの登録試験所にもなっています。
EMC試験 | TDK
EMC測定サービス
大型装置・機器のEMI測定/EMS試験を行うことが可能な10m法電波暗室をはじめとしてEMC試験に必要な各種設備を備え、様々な測定評価のご提供が可能です。
10m法電波暗室
図5 : 10m法電波暗室
直径6m、耐荷重4tonの大型ターンテーブルを備え、供給電力は24kVAまで可能です。又、耐加重120Kgのリフタ-により深さ2.8mのターンテーブルピット内に対向機等の設置も可能となっております。自動車をはじめロボット、工作機械等大型装置・機器の測定・試験が一ヶ所で行えます。
3m法電波暗室
図6 : 3m法電波暗室
車載機器のEMC測定の試験所認定を取得している電波暗室です。車載機器のEMC測定では民生機器と違った特殊な測定机(グランド板つき)や大容量放射EMS用アンプ(1000W 出力)などが最適配置されています。
リバブレーションチャンバー(TDK製自立型スターラ採用)
図7 : バブレーションチャンバー
シールドルーム内部で放射された電界フィールドにおいて スターラ(撹拌機)を用いて、シールドルームの内装表面に反射させることにより、等方性の均質な電界フィールドを作りだし、屋内外の実環境を模擬したイミュニティ試験が可能です。
※対応規格はWEBページをご参照ください。
試験設備と試験内容 | TDK
EMC対策支援
EMI測定やEMS試験の結果、対策が必要となったが具体的な方法がわからない場合、経験豊富なEMC対策技術者がその場で対策支援を行います。評価・解析ツールや各種ノイズフィルタなど、TDKが誇る豊富なノイズ対策部品を常備しているため、短時間で効果的な対応が可能です。(EMC対策は医療と例えることができます)
EMC対策サポート、測定、認証サービス拠点
世界の主要拠点に評価用の電波暗室とシールドルームを設置しています。日本(秋田)、中国(上海)、ドイツ(レーゲンスブルク)、米国(オースチン)、台湾(桃園)。お近くの拠点にてノイズ対策サポートを実施しております。また、認証サイトとして日本(市川)とドイツ(レーゲンスブルク)があり、認証レポートの作成が可能です。ご要望に応じて、EMCフィルターの提案や設計段階でのサポートを行います。さらに、実際のセットで以下の対策支援を提供します。
・弊社サイトでの立ち合いEMCノイズ対策サポート
・受託でのEMC測定、ノイズ対策サポート
・お客様施設での出張EMCノイズ対策サポート
EMC対策部品
EMC(Electromagnetic Compatibility)対策部品は、電子機器が電磁環境において正常に動作するために不可欠な要素です。これらの部品は、電子機器が発する電磁ノイズを抑制し、外部からの電磁干渉を防ぐ役割を果たします。
薬と同じで症状(原因)に適した部品を適切に使うことで効果を発揮します。
EMC対策部品の種類
◇フィルタ |
◇フェライトコア |
◇シールド材 |
◇コンデンサ |
◇インダクタ |
◇バリスタ |
◇アレスタ |
TDKのEMC製品と技術
EMCコンポーネント: |
ノイズ対策ソリューション: |
設計サポート: |
規格適合試験: |
暗室とシステム: |
TDKは、EMCの重要性を認識し、革新的な技術と製品を通じて、電子機器の信頼性と性能を向上させることに注力しています。これにより、顧客のニーズに応え、技術革新を支える役割を果たしています。


