Q.
MLCCのリプル電流 (7): ケースサイズは許容リプル電流に影響しますか。
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A. 一概には言えませんが、単位時間あたりの電力損失が同じ場合には、ケースサイズが大きいMLCCの方が、表面積が増える分だけ、放熱量が増えて温度上昇は抑えられます。したがって、許容リプル電流値は上がります。ただ、大きいケースサイズで同一の静電容量を得るとなると構造上ESRが高くなるた め、電力損失が大きくなる傾向にあります。したがって、正確な判断を得るためには品番ごとに特性データを確認する必要があります。 TDKでは、ホームページ上で部品特性解析ソフトサービス(SEAT)を提供しており、MLCCの品番ごとに許容リプル電流値を掲載しています。
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