FAQ
Q.
ESD対策コンデンサガイド (5): TDKのMLCC(積層セラミックチップコンデンサ)は、ESD試験をどのように行っていますか。
  • コンデンサ(キャパシタ)
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  • 積層セラミックチップコンデンサ


A. AEC-Q200は、受動部品の試験方法のガイドラインとして広く用いられており、TDKではこれを既存ファミリーの認証として取り入れています。

AEC-Q200は6kVから開始し、電圧試験スケールに沿って順番に試験を行います。標準的な手順としては、6kV、 12kV、16kV、25kVと進行します。各電圧レベルで充電/放電が極性ごとに1回行われ、各電圧ではそれぞれ未使用の部品を使います。なお、ESD 試験で正確な結果を得るには、これらの手順を正しく行うことが必要です。

試験に合格したそれぞれのレベルによって、試験対象部品のESDレベル(ESD感度)の区分が示されます。この区分は、設計エンジニアが用途に合ったコンデンサを選定する上で役立ちます。

また、セット・モジュール評価の適用を目的としたIEC 61000-4-2も広く用いられています。TDK はIEC 61000-4-2の接触放電の中でも最も厳しいレベル4(8000V)以上に耐えうる製品としてESD対策用コンデンサをリリースしております 。


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